Body Maintenance Repair の日記
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安静にするということ
2013.07.30
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こんにちは。
Body Maintenance Repair です。
皆さん、木村政彦という柔道家をご存知でしょうか。
“鬼の木村”との異名をとり
15年間無敗のまま引退をした史上最強の呼び声の高い柔道家です。
木村政彦の強さは身体能力のみならず
絶対的な稽古量にもその裏付けがあったようです。
「寝ている姿は死の姿」と言い切り
日々の睡眠時間を3時間に抑えて稽古に打ち込んでいたようです。
木村政彦については数多くの伝説があるので
興味のあるかたはネット等でお調べいただくことにして
今日は安静にすることの弊害というものをお話したいと思います。
東洋医学では体調が悪くなったときに
必ずしも安静にしなければならないというわけではありません。
むしろ、安静にすることで病状が悪化する場合があるのです。
大正~昭和にかけて活躍した治療家に
沢田健という人がいました。
彼は結核のサナトリウムの病棟を見学した際に
「生きている者に死んだ真似をさせてはいけません」
と言い、当時の結核の治療法であった
栄養を摂って安静にするという病院の方針を否定したそうです。
東洋医学では運動不足は肺機能を弱らせるのです。
現代医学でも、術後はただ安静にするだけでなく
適度に体を動かすように言われるようになってきました。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しで
安静にしすぎることも例外ではありません。
重篤な病気に罹っていない限りは
適度な運動も身体を健康にする要因になるというお話でした
ただし木村政彦のように追い込んだ運動は
身体に負担がかかりすぎるので注意ですよ(笑)